※厳密に言うとちょこーっと転職活動はしたことあります
■スゴいご縁で会社員になってしまった!(転職したけど)
大学4年の冬、アルバイトでとあるマンション(地元じゃそれなりに有名な大型マンション)にピザの配達に行くと中から30歳くらいのキレイ目なお姉さん登場。
普通に商品を渡し帰ろうとしたところ連絡先を渡され『いつでもいいから話がしたい』とのこと。
普通に考えれば怪しすぎるのでスルーするところだが、恐れを知らぬ若者は抑えきれぬ下心を隠したつもりで連絡を取りその女性のマンションへ行くこととなった。
そこで待っていた話とは『ネットワークビジネスをやってみないか』とのことだった。しかも夫子持ち。
完全に戦意喪失でしたが、丁重にお断りして、バイトの時間まで暇をもてあましていたので持ち前のマダムキラースキルで談笑すること2時間。完全に気に入られドロンさせていただきました。
それから何週間か後の2月中ごろ、例の主婦から『知り合いの社長がT-PON君に会いたがっている』というような趣旨で呼び出され、断ればいいのにまた予定をあわせて3者で対談することに。
当日顔を合わせると大学生には到底社長とは思えないような不思議なオーラを持った社長Kさんがいて、何てことない世間話で談笑しました。
帰り間際になって『もしうちの会社に来たいといってくれるなら即採用するよ』といい連絡先を渡して帰っていきました。
教員採用試験に落ちピザドライバーのバイトをしながら翌年度の試験に挑もうと思っていたのですが、なぜかそのKさんのオーラというか波に乗ってみたいと思わされ。のこのこ4月新卒入社してしまいました。
(余談ですがKさん元大手製薬会社のトップセールスマンだったそうで、その後ヘッドハントで有名外資系保険会社で活躍したりフリーで車でも不動産でも何でも売ったそうです。いろいろやった結果会社起こしたみたいなこといってました)
そこの会社は当時、通信(光回線とか)・移動体通信(ケータイ電話とか)関係に特化した技術者の特定派遣を中心に営業しているベンチャー企業でした。
ありがたいことに私は新卒入社半年でけっこういいポジション(課長代理)をいただけて実力を伸ばしていました。というより、もともとコミュニケーションスキルはあったつもりですし、勉強も得意でしたので必要そうな資格は定期的に取っていました。
今思えば資格とって給与上がるならイージーですよね。今の歳だと資格よりも経験ですもんたぶん。
そんなこんなでそれなりにがんばっていましたが、入社3年を待たずに実家から『おじいちゃん亡くなった』との連絡が入りました。
実質親父が経営していた会社のことで、私もまだ20代半ばだったので、家業の跡取り・後継者の問題で『戻ってこないか?』のような流れで今は実家の製本関係の仕事をしています。